ご挨拶

いくつになっても自分自身が生まれ育ったまち「西宝珠花」が大好きです。日本一の大凧、春日部一大きい神輿、宝珠花神社の浅間様、自然豊かな環境、そしてなによりあたたかい地域の皆さん。このように素晴らしい環境で仕事をしながら生活していることに幸せを感じていますが…、昔に比べてまちが寂しくなってきているという事実に対して、この先の不安や危機感を感じている方がたくさんいらっしゃると思います。
私自身も様々な地域活動を経験してきた中で、まちが寂しくなってきたことに対して、他人事ではなく「どうにかしなくちゃいけない」という気持ちが芽生えてきました。


〇商店街が少なくなり、不便になってきた。
(シャッター商店街化)

〇子育て世代の人たちが外に出てしまって、住民が少なくなってきた。
(人口流出による核家族化)

〇地域の子どもたちも、もちろん少なくなってしまっている。
(全校児童が50人位の小学校)


地域に元気がなくなってきているのはどうしようもない事実です。この状況は西宝珠花に限らず、庄和地区全体でも同じように、春日部市全体でも、もちろん日本各地でも同様だと思います。けれども、私がまだ幼かった頃は正に時代が成長期だったこともあり「春日部っていいまちだな」「庄和地区っていいところだな」「西宝珠花に住んで良かった」と私は自信をもって言えます。しかし、徐々にまちに元気がなくなってきている状況の中で、果たして10年後20年後の子どもたちにも同じ様に「春日部っていいまちだよ!」と言ってもらえるのか?私は、この状況のままでは言ってもらえる自信はありませんでした。であれば、誰かに期待するのはもうやめて自ら動いてこのまちをもっと良くしなくちゃいけないのではないかと想うようになりました。

現在42歳の若輩者でまだまだ未熟な部分は多々ありますが、このまちを良くしたいという想いは地域の皆さんと同じ様に、強く持っています。
10年後も20年後も責任ある立場で、このまちを今よりももっともっと「安心して暮らせるまち」に、人で溢れる「元気なまち」になるよう、無我夢中で頑張っていきます!

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